入院期間を終え、妻と長女をお迎えに行く日がやってきました。
「ママと赤ちゃんお迎えに行くよ~」というと、長男・次男はなんだかそわそわモード。数日間我慢していた分、とても嬉しかったのでしょうね、にこにこで車に乗り込んでくれました。この日から2人のジュニアシートに加えて、赤ちゃんのチャイルドシートが設置されています。以前自分たちが使っていた物ですが、少し気になった様子で見ていたのは面白かったです。
病院の駐車場に着き、いよいよママと赤ちゃんの登場です。長男も次男も、「ママ来た、ママ来た、赤ちゃん来た!」と満面の笑みで幸せいっぱいという感じでした。駐車場でテンションマックスのお兄ちゃんたち、大盛り上がりです。
いつも以上の安全運転でおうちに帰り、準備していたベビーベッドにあかちゃんを寝かせると、子どもたちも少し落ち着いてきて周りが見えるようになったのか、ママへの感情が溢れてきたようで「ママ!ママ!」と数日ぶりの再会に甘えきっていました。まだまだ小さい2人にとってはママがいない数日間は永遠の時に思えたでしょうし、寂しい期間をよく頑張って耐えてくれていたなと少し涙がでてしまいました。ただ、妻はまだ産後で体が弱っている中ですので、ほどほどにねと注意しながらも、このときばかりは見守ることにしました。
いよいよおうちでの初めてのミルクの時間がきました。我が家は完母ではなく、ミルクと母乳の混合で育てます。ちなみに、我が家がお世話になった産婦人科は母子別室で、産後の母親を休ませるため日中は母乳、夜は看護師さんがミルクをあげてくれていました。そのため、退院後もミルクを飲んでくれるだろうと安心してこの時を迎えることができました。案の定、よく飲みました。
長男も次男も赤ちゃんがミルクを飲む姿に興味津々。長男は「ボクもあげる~」と、哺乳瓶に手を添えて一緒にミルクをあげるという良きお兄ちゃんっぷりを遺憾なく発揮していました。真剣な表情でミルクをあげている姿は、我が子ながら尊いと思ってしまいました。次男はちょっとビビりがちで、自分もやりたかったのでしょうが少し離れたところから眺めていました。
ささやかではありますが妻への感謝の気持ちをこめて、その日の夜は準備していたケーキをみんなで食べました。妻のために準備したものの、ケーキ大好きな子どもたちがまくまくとたくさん食べていました。まぁ、みんなが幸せならいいかと、準備して良かったと思いました。
お風呂から出た後も、お兄ちゃんたちは赤ちゃんに夢中です。リビングに置いたベビーベッドで転がっている赤ちゃんを見ながらご満悦でした。ベビーベッドに乗り込まないか不安でしたが、事前に躾けておいたおかげかベッドの縁まででそれ以上は入らないという一線はちゃんと守ってくれました。なんだかんだよくわかってくれている兄弟でした。
この後お兄ちゃんたちは、久しぶりにママとベッドに行き、しっかり甘えて眠りにつきました。