妻と長女が帰ってきた初日から、私の夜勤生活が始まりました。
産後、妻の体はまだ回復しきっていませんので、できるだけ休んでもらう必要があります。なので夜は妻にしっかり寝てもらい、私が夜勤をするスタイルにしました。日中、お兄ちゃんたちは保育園がありますので、保育園に送ってさえしまえば、妻に赤ちゃんを任せて、私の睡眠時間が確保できる算段です。
夜寝るとき、家族の寝室は分けてました。
我が家は2階に主寝室がありますので、お兄ちゃんたちと妻は2階で寝てもらいました。お兄ちゃんたちの寝かしつけのタイミングでそのまま妻にも一緒に休んでもらうという流れです。
私と長女は1階のリビングで過ごします。ソファーの横にベビーベッドを置いていますので、そこが寝床です。リビングにいた方が、ミルクを作るにも動きやすいですし、夜泣きで騒がしくても階が違えば、余程のことがない限りお兄ちゃんたちもゆっくり眠れると思い、この分け方にしてました。
さて、ここからが本題です。
赤ちゃんは最初の1ヶ月はだいたい2~3時間ごとにお食事タイムが入ります。ミルクの場合は、母乳に比べて消化がゆっくり行われるとされますので、メーカーごとに定めた生後週数や体重に応じた目安量を参考にあげていきます。大抵のことはミルク缶自体に記載されているので迷うことはなかったです。長女はミルクをよく飲んでくれる子だったので、夜勤のときも食事は母乳なしでもミルクでいける希望があったのは救いでした。
⭐ミルクは全力で飲みます⭐
夜勤すると言っても「3時間毎にミルクあげるだけじゃん」と簡単に思うかもしれませんが、これが結構過酷です。ミルク飲んでゲップさせてからは赤ちゃんの気分で拘束され続けます。例えば、食事も終わったしベッドに寝かせよう・・・ひたすら泣き続ける。抱っこです。寝ません。そのまま次のお食事まで抱っこはザラです。抱っこで寝てくれた、ベッドに置く、泣き始める。抱っこです。抱っこじゃないと寝ません。こんな、理不尽なループが待っています。たまに、素直に寝てくれることもありますが、1~2時間で「お腹すいた」と泣かれるわ、突如、モロー反射で起きて理不尽に泣かれてしまったりと、色々あります。抱っこしたまま、こちらの意識が飛んでいたとか日常茶飯事になります。夜勤中の睡眠時間は、数時間とれればいい方との覚悟が必要です。
⭐モロー反射で目覚める直前⭐
⭐深夜、真顔で見つめてくる娘⭐
⭐ベビーベッドを諦め隣でねんね⭐
私の体力はもっていかれ、キツいんですが、妻への想いと、赤ちゃんへの愛おしさが勝つのでなんとか頑張れました。
ただ、これは昼間寝られているから言えることだとも思います。24時間ワンオペ育児だったら、体力的にも精神的にも余裕は持てなかったと思います。長男、次男の時、私は育休を取得してません。妻には日中も夜勤もほぼ任せっきり、こんな大変なことをさせていたと思うと申し訳なさと気づけなかった情けなさで後悔が募りました。当時のことを振り返ると、回復しきっていない体で慣れない育児と睡眠不足の妻は死ぬほど不機嫌で、あのときの空気感は本当にやばかったです。その反省を踏まえ、今回は絶対やりきろうと改めて心に決めました。世の中のパパ、夜勤は絶対にやりましょう!!
⭐最終手段、スリング⭐
抱っこで寝ないときの最終手段はスリングで寝かせて、スリングに入れたままベッドに置きます。妻から教えてもらった最終手段、深夜の戦いは工夫が必要ですね。
そして、私の夜勤生活は半年間続くことになります。