お隣さんち
~共働き夫婦と3人のこどもたち~

子育てっていろいろあるけど、なんだかんだ幸せな、にぎやか子育てライフ!!

育休パパ、最初の1か月の過ごし方

私(パパ)の育休生活がスタートした最初の頃の話。赤ちゃん(長女)がおうちに来てからの最初の1ヶ月について、パパ目線で振り返りたいと思います。

沐浴や寝かしつけに関してはこちらの記事で書いていますので今回は割愛し、日中どんなことをしていたのかを綴っていきますね。

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最初の1ヶ月は、基本は家の中での生活が中心になります。赤ちゃんはまだ外に出せませんからね。と言いつつも正直なところ、保育園のお迎えのときに外気浴がてら車で同行させることはありました。3人目になると、この辺の厳格さはなくなってましたね。

さてこの時期の私の過ごし方ですが、赤ちゃんと過ごす夜勤を終え、お兄ちゃん達の保育園送迎を済ませたら少し休みます。夜の間、赤ちゃんの機嫌次第では割と睡眠時間が取れることもありますので、私の朝寝の時間は日によってバラバラです。妻が明け方に代わってくれることもありましたので、お互いが睡眠時間を確保できるように労り合って生活してました。

お兄ちゃん達が保育園に行っている間は、私と妻と赤ちゃんの3人になりますので一緒にゆったりとした時間を過ごします。ゆったりとはいえ赤ちゃん中心の生活ですので、ミルク(or 授乳)、おむつ替え、抱っこ、沐浴などには追われてはいます。私はタイミングを見計らって赤ちゃんを妻に任せ、洗濯や掃除、買い物を済ませたりと、できる限りの家事も行います。

産後でまだ体調が戻っていない中でしたが、料理は妻がやってくれていました。申し訳ないと思いながらも、とてもありがたかったです。ちなみに、長男はこの時期ママに甘えたくて必死でしたので、子どもたちが家にいるときに料理をしているといつもママに突してましたよ。ママが入院していて離れていた期間があった分、そばにいたかったのでしょうね。

話を戻しますね。夕方、お兄ちゃん達を保育園へ迎えに行って連れ帰ってきてからはにぎやかな時間が始まります。赤ちゃんを抱えながら、お兄ちゃん達の相手をするのは大変です。このときは夫婦の連携が必要不可欠です。片方が赤ちゃん、もう片方がお兄ちゃんたちの相手をする分業体制です。それでもお兄ちゃんたちは自由なので、分業も意味があるようでなかったのかもしれません。ただ言えるのは、育休を取得していなかったらと思うとゾッとしたということです。

この時期、お兄ちゃん達はまだ赤ちゃんのいる生活に戸惑いがあったのか、近づいてきては離れてを繰り返していました。しばらく経ってからは一緒にいることに慣れてきたようで、妻や私が赤ちゃんを抱っこしてたりミルクをあげているときに、隣に来ることも増えていきました。一緒にミルクをあげてくれたりもしてました。きょうだいの絆を感じる瞬間です。特に次男はまだ1歳なのに、もうお兄ちゃんなんだな、と私にとって嬉し驚きの時間でした。

平日はこの繰り返しで1ヶ月が過ぎていきます。ここからは休日の過ごし方です。

この1ヶ月間の休日は外出は控えめで、お兄ちゃん達と家で遊ぶことが多かった1ヶ月でした。室内ではおもちゃ遊びがメインでしたが、この頃は長男が粘土にハマっていた時期でしたので粘土セットを買ってきて一緒によく作っていました。

次男はまだ1歳でしたので、柔らかい素材の積み木をどこまで高く詰めるかにハマっていました。

お兄ちゃんたちがブロック遊びに夢中になったのもこのときでした。子供部屋はいつも散らかっています。保育園ではお片付けできるのに、どうして家ではできないのでしょうね。

お外遊びもしました。我が家は割と余裕のある裏庭がありますので、長女が生まれる前にお砂場を作ってあげていました。我が家の庭は、ウッドデッキから芝貼りまで全てDIYです。このお庭で天気のいい日はよく遊んでいました。お兄ちゃん達は砂場遊びに飽きたら適当に庭を駆け回ってみたり、ストライダーで遊んでいたりしていました。このとき赤ちゃんはウッドデッキの上で外気浴をしていました。春が近づいてきていましたので、暖かい日だけでしたが、家族全員で庭で楽しめたのは良い思い出です。夏は長女も含めてみんなでプールかな、とワクワクした気持ちでいました。

さすがに外出ゼロというわけにもいかない(お兄ちゃん達も飽きてしまう)ので、子ども達が楽しめる場所を探して連れて行ったりしました。近くの公園に行ったり、近所を散歩したりもしてましたね。この時ばかりは、妻と赤ちゃんにはお留守番をお願いして、お兄ちゃん達もストレス発散できるよう、思う存分遊ばせていましたよ。

こんな感じで、最初の1か月目の休日は過ぎ去っていきました。

長女の育児が中心とは言え、我が家には2人のお兄ちゃん達がいるので、3人の育児を同時並行で行っていきます。なかなかタフな状況ですが、その分、みんなの個性を見ながら楽しい時間でもあります。育休を取得したおかげで、家事育児に専念することができ、私にとって一生忘れることのない時間が始まったのだろうなと思う瞬間でもありました。

さて、長女がきて、我が家にとっても大きな変化点のある1か月間でしたが、お兄ちゃんたちも妹ができて嬉しそうで(もしかしたら少し嫉妬もあったかもしれませんが)、みんなうまく順応して、家族で過ごす時間を楽しんでいました。赤ちゃんの1か月検診を終えて、何も問題なければ来月からはみんなで少しお出かけもできるね、そんな話をお兄ちゃんたちともしていました。理解していたかはわかりませんが、「おでかけ、おでかけ」とニマニマしているお兄ちゃんたちでしたよ。

この時期の長女、よく泣く子でしたが、笑顔は天使で、育児疲れなんて吹き飛んでいきました。


これから育休パパになる方へ

この時期は、新生児期なので赤ちゃんから目を離せません。ママも産後で体が万全ではありませんので、パパの頑張り時です。パパにはしんどいかもしれません、でも良く考えてください。ママはこれまでの十月十日、ずっとお腹に赤ちゃんを抱え頑張ってきました。出産時は私たち男性には耐えられないと言われる痛みに耐えて、命がけで頑張ってくれたんです。赤ちゃんも、小さい体で、必死に出てきてくれたんです。このとき、パパとなる私たちが何をしました?精神的な支えはできたでしょう、でもまだ何もできていないんです。まだパパの育児は始まってもいないんです。

私も男なのでわかります。慣れない育児は大変です。何が正解かもよくわからないし、肉体的・精神的にもしんどいです。ミルク?沐浴?おむつ替え?寝かしつけ?夜泣き?終わらない抱っこ?育児以外にも掃除、洗濯、料理 etc ...パパの脳内はお祭り状態です。でもこれ、パパがいなかったら、ボロボロの体のママが一人でやってるんです。私たちパパの体は元気なんだから、私たちパパの初陣を飾るときです。ここで気張らなかったら、私たちパパの存在価値は“ゼロ”になってしまいます。

これは長男、次男のとき、妻に任せっきりだった私の反省と後悔の念からくる本心です。

でも気負いすぎなくても大丈夫です。家事育児全てを完璧にはできません。自分なりに調べて、妻にもアドバイスをもらって、夫婦でいつも以上にコミュニケーションをとって進めましょう。そして、愛する妻に少しでも休んでもらえる時間をできうる限り確保しましょう。赤ちゃんと過ごすかけがえのない時間、今しか得られない幸せをかみしめて、育休パパライフを楽しんでくださいね。