先日、療育に通う年中児の就学前勉強会といつものに参加してきました
この日は市の教育委員会の方が
・特別支援学校と特別支援学級、通級による指導、通常学級の違い
・特別支援学校等を希望する際の手続きの時期や内容
・小学校入学後の各科目の最初の授業内容
などを分かりやすく説明してくださいました
今回は、もともとの目的だった特別支援学校等違いや手続きについて、まとめてみましたあくまで私が住んでいる市の場合、ですが、シェアさせてください
手続きは
年長に入ってすぐ検討‼︎
園から就学に向けたお知らせや案内があると思うので、それを受けてスタート
「特別支援学校と特別支援級、どっちがいいかな?」「通級級でいけるかな…」とか悩んだらとりあえず学校へ連絡
そして学校長と保護者&子どもで面談して学校長から市町村の審議会へ連絡が入ります。
この手順、もし、通常学級に進学することに決めたとしても「来年度はこんな子が来るんだな」と知ってもらえるきっかけになるので無駄になりません‼︎
話は戻り、学校長から連絡を受けた審議会の委員さんが実際に園に行って子どもの様子を観察したり、先生やは保護者と面談します。
ここで子どもの特性や課題などしっかり把握してもらいましょう‼︎
特別支援学校や特別支援学級への進学を希望する場合は、9月頃に書類提出があるので、それまでに書類を準備します
中でも重要なのが「医師の診断書」
この診断書の内容が審議に大きく響くことも…
かかりつけ医が子どもの発達や障害の分野に強い先生なら問題ないですが、そうじゃない場合は、その分野煮強い先生のもとで診断を受けて診断書を取る必要が…
うちなんかまさにそれです…
さらに、やはりその先生には診断の予約が殺到するようで、書類提出の締め切りに間に合わないみたいなことが毎年あるようで…
診断書の有効期限は市町村によって違うと思いますが、特別支援学校や特別支援学級を検討しているなら早めに診断書取っておくほうが安心です
特別支援学校は対象児童を見ると、うちの長男は対象ではなさそうでした。
では気になるのは特別支援学級と通級による指導。
特に気になったのは「通級による指導」
これ、通常の学級にいながら週の少しだけ特別支援学級の授業を受けるんですが、その内容で多いのが「自立活動」
この自立活動は
・健康の保持
・心理的な安定
・人間関係の形成
・環境の把握
・身体の動き
・コミュニケーション
を学ぶ課程で、特別支援学級にしかないんです
その内容は例えば…
・朝起きられなくて学校に遅刻しちゃう→なぜ朝起きられないの?と原因を一緒に探して解決したり…
・初めてのことに対する不安が強い→じゃあリハーサルをいっぱいして対策してみよう‼︎
・体幹が弱い→体幹を鍛える動きを導入されたして鍛える
・人間関係苦手→相手のことを考えて、その場に合った発言や行動の練習
…などなど、通常クラスや今後のために必要なスキルを身につけるトレーニングがあるんです
そのせいか、今、この通級を希望する子がとても多いらしいです‼︎
これを聞いて、私も「あ。これだ。長男に必要なのはこれかも知れない‼︎」とすごくしっくりきました
ただ、この通級による指導は一旦通常学級に入学してからでないと手続きできません
でも通常学級がハードル高い、でも特別支援学級はちょっと違う…という子にはすごくありがたい
実際にどの就学先にするかは、まだ決まってないけど、年長クラスに入ったら学校長とお話はしてみたいと思います。
あと、希望したからって全員その通りに進学できるわけではない、ということも頭に入れつつ、できる限りの準備をしていきたいと思います。
何がいいのか、どうすればいいのか…とにかく親も分からないことだらけな就学前準備。
特に心配なことが多い長男への対策はできる限りしたいと思っていた中での今回の勉強会。
行ってよかったです